子ども・子育て

思春期

ガール熟視

発達心理学博士であるジェームス・C・ドブソン博士によると、思春期を育てている親たちにとって一番大変な時期は子どもが18歳の頃でした。
​この頃の子どもは、自分はもう立派な大人だと信じています。



家庭には父親と母親の役割があります。
​父親にしかできないことがあるのです。

それを知らずにいると、子どもとの関わりは減り、どう接したらいいか分からなくなります。

子どもも、お父さんとどう関わったらいいか分からないまま育ちます。
そして、徐々にお父さんと距離を取りはじめます。
その結果、自分と関わってくれない父親に対して、子どもは怒りを持つのです。

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幼少期における父親からの愛不足
 
子どもが小さい頃は特にですが、お父さんが家に帰ってくるのを楽しみに待っています。
一緒に夕ご飯を食べたい、戦いごっこをしたいとワクワク待っているのです。

幼い時期の子どもは、母親だけでなく、父親からも抱きしめられたい!と思っています。

特に2〜5歳の男の子は、父親とつながろうとします。その時に、父親と絆を結べないことが、男性が同性愛者になる一つの原因だろうと専門家は言います。

この時期に、父親から愛をもらえなかった子どもの多くが、父親に憎しみを持つという調査結果もあります。

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叱るべき時に叱らず、怒らなくていい時に怒る

聞き分けのない子に、お母さんがヒステリーっぽく金切り声を上げる、こういう経験はありませんか?
こういう時、お父さんが一言低い声で叱ると、お母さんは助かります。


もちろん、威厳をもって子どもを叱るには、父親自身が尊敬されるような生活をしていることが重要です。
子どもは、親の生活の裏表をよく見ています。


なかには、自分の思い通りにならない子どもを感情で叱りとばす親もいますけれども、子どもは、叱られた苦い思い出が残るだけです。


手放すときに子どもを手放せない親は、子どもを怒らせる

抱きしめてやるべき時があるように、手放してやる時もあります。
 
そのとき逆にしがみついたら、子どもは怒ります。
ただでさえ激しい思春期の反抗が、もっと激しくなります。

父と息子の釣り

パパタイムを持つ

子どもが大きくなって、家族の思い出を聞くと、何が出てくると思いますか?

多くの人が、何気ない日常を思い出すのです。
お父さんと戦いごっこをした、家族で人生ゲームをしたなど、いっしょに時間を過ごしたことが出てきます。

子どもは、親と楽しい時間を過ごしたいのです。


お父さんは朝と夜だけ会う人だと、子どもとの関係は薄いものです。
いっしょにドライブに行く、食事のあとに散歩する、
虫好きなお父さんなら、虫取りに出かけるといいです。子どもはお父さんから教えてもらえることを喜びます。
トランプ遊び、いっしょにお風呂に入るのでもかまいません。

子どもと時間を過ごすことを意識してみましょう。




与えるものを選別する

今は、食べ物も娯楽も、欲しければいくらでも手に入る時代です。
親は、何を与えるかより、何を与えないかを考えるほうが子どものためになります。
 
目や耳から入るものも同じです。
テレビやゲームの内容が、子どもに見せていいものか、一度考えてから決断することをお勧めします。

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仕事は確かに大変ですが、抱っこできる時は限られています。
遊んであげられるうちに遊んであげましょう。
 
お父さんの代わりは、誰もできません。

親にとっては、何てことないふれあいの時間が、子どもにとって一生の宝となるのです。