親を敬う 〜ハッピーな子育てライフ〜
②ストップ!親をためす子ども

Image by Jakub Kriz

スーパーでこんなシーンがあります。
お菓子やおもちゃを買って欲しいけど、親からは「買わない」と言われ、それでもなんとか買ってもらおうと叫んだり暴れる子どもを見かけたことはありませんか。

こういう時、親は面倒なことになったと思います。
早くその場を立ち去りたい!泣き続ける子どもにNOと言い続けるか、その場をしのぐために買ってあげるか、悩みます。

「買ってあげるから静かにして」「お母さんが買わないから怒ってるの?」と、何とかなだめようとするかもしれません。

けれども実は、子どもの心理はこうです。
「どうやったら買ってもらえるんだろう」「どこまで粘ったら、いいよ、と言うかな。」
親の制限がどこまでなのかを探っているのです。

驚きですが、子どもは日頃から、親の制限がどこまでかを見て、動いています。

Image by Jessica Rockowitz

子育てで、大切なのは、子どもが反抗してきた時には、目を見て「これはいけないことだよ」とはっきりと言わなければなりません。

それでも、多くの子どもは引き下がらないでしょう。

こういうとき、怒りが激しくなって感情的に怒ってしまいやすくなりますが、おすすめする方法があります。

それは、子どもの肩を握って、目を見て「これをしたらいけないと言ってるよ。」と冷静に話すことです。
感情的になって強く握る必要はありません。軽くでもなく、少しだけ力を入れて握る程度です。

でも握られると子どもは、これはヤバいと分かります。
子どもは、線を超えたら大変なことになると理解して、逆らうことを止めるようになります。

親も感情的になって、暴言を吐いたり、叩いてしまうということにならずに済みます。

お母さんと子供

子どもがお父さん・お母さんを尊重するということは、両親が決めた線を、わざと超えてこない、守る、ということでもあります。

子どもがわざと超えようと親をためしても、親が何も言わないならば、子どもは勝った!と思います。
それは、親の手ずなを子どもに渡したと同じようなものです。


親の手ずなを子どもに渡してしまうと、子どもが主導権を握っていきます。
​そして、親を見下げるようになってしまいます。

Image by Heike Mintel

親を敬うことを教えるには、まず子どもに分かるように話すことからはじまります。

「お父さんとお母さんは、神さまからあなたのことを任されているんだ。だから、あなたにいっぱい愛をあげていきたいと思っているよ。でもね、悪いことをしたときは、ちゃんと怒らないといけない。
言うことを聞かない時もね。そうじゃないと、お父さんとお母さんが神さまから任されたことをやぶってしまうことになる。でも怒ることがあっても、あなたを愛していることは変わらないよ。」

子どもは神さまからの贈り物です。両親に任されて、この世界で親子として出会ったのです。

この話しを日頃からしていると、親は、嫌いで怒っているのではないことを知ることができますし、なぜ怒るのかを理解します。​

家族写真

驚くことに、子どもは親が自分のために叱ったり注意することを望んでいるのです。
 
子どもは、どこからどこまでが安全なのか、許容範囲なのか分かりません。
人間社会の中で生きいくには、不安がいっぱいあるのです。
だから何が良くて、何が悪いのか、危険なのか、しっかり教えてくれる人を信頼するのです。

親であるあなたが、しっかりと子どもに向いて教えていくなら、子どもは自然と親を敬うようになります。
そして人を敬うことを覚え、責任ある大人として生きていくようになります。