神様の赦しの心 God's Forgiveness 〜Center on Jesus
更新日:2019年9月11日

2019.9.1 礼拝メッセージ
赦しはとても難しいことかもしれません。なぜなら憎しみがあるからです。
POINT1:憎しみは神から出たものではない(Hate is not from God.)
与えるという性質は神様の中にあります。でも、奪うとか取るという性質はありません。
憎しみは神の性質ではありません。
「『自分の隣人を愛し、自分の敵を憎め』と言われたのを、あなた方は聞いています。しかし、わたしはあなたがたに言います。自分の敵を愛し、迫害する者のために祈りなさい。」(マタイ5:43〜44)
私たちは自分に良くしてくれる人は愛します。しかし、逆の人は愛せないでしょう。聖書には隣人を愛せよとありますが、自分の敵を憎めとはありません。憎んで良いということもありません。なぜでしょうか。神様には憎しみという性質がないからです。
POINT2:天の父が完全であるように、あなた方も完全でありなさい。
(As the Father of Heaven is perfect, so also be perfect.)
天の父の心とは何でしょうか?
「それでこそ、天におられるあなた方の父の子供になれるのです。天の父は、悪い人にも良い人にも太陽を上らせ、正しい人にも正しくない人にも雨を降らせてくださるのです。」(マタイ5:45)
憎しみは、天の父の願いと反対です。憎しみを持つ人はその思いは外からは見えません。しかし、心の中に根っこのようなものがあり、普段は表には解りませんが、何かがあなたに起こったとき、心が搔き乱され抑えきれなくなるでしょう。
PONT3:ヨナに見るイエスの信仰 (The faith of Jesus in Jonah.)
神様は預言者であるヨナにニネベで祈るように言われました。でも、ヨナは言うことを聞きませんでした。(ヨナ1:3)
ヨナはサマリヤを憎んでいいたからです。悪いことと分かっていたのですが神様に反逆したのです。
しかし、神様はヨナから離れず、ヨナは神様に祈りました。(ヨナ2:1~9)
神様は再びヨナにニネベで祈るように言われました。(ヨナ3:1~10)
イエス様はヨナのことを例に挙げ、ご自分の復活について話されています。(マタイ12:40)
ヨナが持っていた問題は何だったでしょうか。それは赦せない憎しみでした。
イエス様が受けられた苦しみは、人の心の深いところにある憎しみからの解放です。
イエス様は、神様の御心に反している私たちの心を取り扱われたのではないでしょうか…。